Vol.3「COGHLAN’S　テレスコーピングフォーク」｜不動の滝自然広場オートキャンプ場

Good Tools by TOM!

Vol.3〈COGHLAN’S〉「テレスコーピングフォーク」

新緑が生い茂り、生物達が動き出す、この時期は一番自然を身近に感じる。
キャンプをするにも、日中は日差しが気持ちよく、夕方は何か羽織らないと肌寒い。
そんな春と秋、焚火の火が心地よい季節がキャンプは１番楽しい。
むしろこの時期は焚火をする為にキャンプに行くと言っても過言ではない。

　うちのキャンプ場は直火での焚火や調理を禁止していて、それは山火事の危険性があることと、炭は自然に戻らないという事を皆さんには知っていてほしい。
木や葉っぱは自然に返るけど、炭は木を炭化させたもので元素まで分解されているため、それ以上は返らない。
炭で汚れた場所に次の人はテント張りたくないしね。

キャンプで焚火の火を見ながらゆったりと流れる時間を楽しむのはとても気持ちの良いことなんだけど、お酒を飲みながら、焚火の火を見ながら、欲望が押し寄せる。

口がさみしい。

つまみたい。

酒の肴を。

焚火をしながらその火で調理となると、ダッチオーブンや三脚などなかなか気合いの入ったアイテムを揃えなければならない。
でも、この〈COGHLAN’S〉「テレスコーピングフォーク」があると、大人も子どもも楽しめる焚火に早変わりする。

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〈COGHLAN’S〉社は、カナダで50年以上前から続くアウトドアギアメーカーで、キャンプが楽しくなるような小物をたくさん取り揃えている。
アウトドア用品店で何気なく手に取った商品が〈COGHLAN’S〉ということが多々ある。
小物をを中心に、シンプルなんだけど考えられているアイテムがたくさんあって、見ていると楽しくなる。

愛用するファンネルやエッグホルダー、トースター、シトロネラのタブキャンドルなどなどオススメはたくさんあるけど、僕が1番好きなのは「テレスコーピングフォーク」。
簡単に言えば、伸び縮みする焼きマシュマロ用フォーク。
縮めてカトラリー達と一緒に持ち運び、焚火の際には伸ばして使用する優れモノ。
手元でフォークの先端をクルクルと回す事ができるので焼きムラなく便利。
他のメーカーからも出ているが、伸ばした時にしなってしまうので〈COGHLAN’S〉が１番使いやすい。

お子様と一緒の時間はマシュマロを焼き、寝静まってからは酒の肴を炙りながら焚火を楽しむと、よりキャンプの夜が楽しくなる。

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ソーセージやチーズなどのベーシックな食材だけでなく、何でも刺して焼くと美味しい。
ぜひ焼き物をイロイロと試してほしい。

僕のオススメは何と言っても練り物。
ちくわやさつま揚げも良いけど、キャンプ場のある静岡近辺の特産品、黒はんぺんが香ばしくて美味しい。
軽く焦げ目がついたら、生姜と醤油で。
他には中にチーズの入ったはんぺんも良い。
焚火の遠赤外線で表面はサクッと中身はとろーり、美味い。

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マシュマロでもおつまみでも、美味しく焼くコツは

①直火を当てずに（すぐ焦げて真っ黒になってしまう）

②遠赤外線で（熾き火になっている炭が赤い場所で）

③じっくりと（焦らず、じっと、クルクルとしっかり焼く）

この３つを守れば、楽しい焚火とお酒の時間が楽しくて、あっという間に時が過ぎてしまう。

これ以外にも焚火の時間には、いつも小さなスキレットを使用して簡単な調理もする。でも、それはまた別のお話。