不動の滝自然広場オートキャンプ場

2016.03.29|GOOD TOOLS|

Vol.1「Mountain Research Anarcho Cups」

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Good Tools by TOM!

Vol.1Mountain Research Anarcho Cups

 

僕がキャンプ場の管理人となってようやく1年が経つ。

 

この1年、お客様から色んなキャンプ道具に関するご質問をいただき、僕の使ってる道具の良いところも悪いところも包み隠さず全てお話してきた。
キャンプ道具に限って言えば、あまり衝動買いはしないたちなので、じっくり考えぬいた上で僕は購入をする。
テント、ランタン、チェア、ストーブ、その一つ一つに思い入れがあり、最近は「この道具があって楽しかったなー」などと思い出もたくさん加わってきた。

 

そんな僕のお気に入りの道具たちを、これからこのBLOGでお伝えしていきたい。
僕が道具を選ぶポイントは、品質、デザイン、バランスを基準にすることが多い。
アウトドアのアイテムはもちろん、ヴィンテージのアイテムも使うし、最新の道具やガレージブランド、日用品なんかも使う。

そんな、ゆるい、Good Toolsの記念すべき第1回は、〈 Mountain Research 〉の「Anarcho Cups」を紹介したいと思う。

 

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キャンプ用の食器として重要な事は、

1、割れないこと
2、持っても熱くないこと
3、持ち運びが便利なこと。

この3点。
コレールやメラミン素材のものなどたくさんのアウトドア用食器があるが、スタッキングという点では、シェラカップやロッキーカップの方が優れている。
雰囲気が暖かい木製のテーブルウェアも見た目にも良いのだが、かさ張るのがネックかなと思ってしまう。

キャンプを始めた頃からシェラカップを愛用していたけど、料理を盛った際に少し小さく感じてしまうことが増え、たくさん飲み食いしたい僕は「Anarcho Cup」のサイズ感にとても満足している。

 

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学生時代を裏原ブランドと共に過ごした僕にとって、当時慣れ親しんだブランド〈 General Research 〉の小林節正氏が手がけているのも嬉しい。
ノベルティの赤いリボンを携帯やカバンにつけていた学生時代が懐かしい・・・歳をとったなぁ(笑)。

Anarcho Cups」は大小7種類、用途別に展開されており、全てに共通してへら絞りという難易度の高い技法で製作されており、プレス式の工業製品にはない厚みが魅力的である。
この技法での作業風景が動画にて紹介されているので、是非ご覧いただきたい。

 

 

大きいサイズのものは両手に取っ手がついており、お皿を渡す際にも安心して使用できる。
このカップ、写真
で見ただけでは絶対に伝わらない道具だと思う。
とにかく1度現物に直に触って感じてほしい。
重量感、握った感触、マットな質感、へら絞りの加工跡、たまらない。
僕はこのカップをツマミにお酒が飲めてしまうほど、惚れ込んでしまった。
たまに作りが甘いところもあるけれど、それも手作業による職人さん味なのである。

 

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とても高価な食器なので、まとめて沢山は買えないのだけれど、それでも何年もかかって1つ、2つと順に買い足してようやくここまで揃った。
少しずつ増えていく「
Anarcho Cups」には、僕のキャンプの歴史と思い出がたくさん詰まっている。

 

本当は一つ一つ個別の良さをお伝えしたいのだけど、それはまた別のお話。

 

 

Anarcho Cups」 Mountain Research
SPEC
・素材:Stainless Steel 100%(SUS304)
・サイズ:大小7種類
・価格:¥5,400〜
・MADE IN TOKYO

 

 

text by TOM!

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