不動の滝自然広場オートキャンプ場

2018.03.20|TREKKING|

山旅2018 -ヒマラヤトレッキング- VOL.2 “About Nepal “

2、ネパールのこと

 

・そもそもネパールとは

ネパールはインドとチベットの間に挟まれた南アジアのいわゆる発展途上国だ。首都のカトマンズまで、日本からの直行便はない。韓国、香港、タイなどを経由して行くのが一般的である。

日本人は入国の際ビザが必要となるが、空港でアライバルビザが簡単に取得できる。空港を出るとすぐに、日本語でたくさん話しかけられる(笑)ので、タクシーなんかも簡単に捕まえられるが、そこはアジア。金額をふっかけてきたり、頼んでもいない旅行代理店に連れて行かれるケースも多いので、慣れていない人は空港に一応政府公認のタクシー斡旋場があるので、そこでチケットを買うのも良いと思う。(ただし、その政府?の人が、「ガイドを紹介するぞ!この宿がいいぞ!」などと営業をかけてくるので、なんにせよ注意が必要)

物価は安く、首都カトマンズの中心地タメルや、ネパール第二の都市ポカラなど、大きな街で宿は大抵シングルルームで1000円前後、食事は500円以下で十分済ませられる。国民食のダルバート(おかず+野菜+スープ+漬物+ご飯)からチベット料理のモモやトゥクパ、ネパール版ファストフードのセクワやサモサなどなど、どの料理も美味しい。都市部では日本食屋さんもあり、500円程度でカツ丼が食べれる。アジアの中では美味しい方だと思うので、ぜひトライしてほしい。

大きさは北海道の倍ほどの狭い国なのだが、この国にはとにかく山がある。ヒマラヤ山脈には世界最高峰のエベレストをはじめとし、8000m峰14座のうち実に10座、そして7000m以上の山々が100以上ある。そもそも6000m以下は山ではなく(僕が今回最も標高の高かった5400mも名称は峠だったし、前回のハイライト、プーンヒルも3200mもただの丘だった)名前すらついてない。とにかく、規格外。

 

・ヒマラヤ地域のトレッキング

ヒマラヤ地域のメジャーなトレッキングルートはアンナプルナ山域以外にもたくさんある。
世界最高峰を見渡す「エベレスト街道、カラパタール&ゴーキョピーク」、世界で一番美しい谷「ランタン&ゴサイクンド」、かつてのムスタン王国の首都であり秘境「アッパームスタン」、かつて日本隊が初登頂を果たしたマナスル周辺を歩く「マナスルサーキット」などなど、有名でトレッカーで賑わうルートだけでも数多くある。

今回の山旅はその中でもエベレスト街道と人気を2分する、アンナプルナ山域。メジャー、人気のルートを歩くということはメリットもデメリットもある。アクセスや宿など施設が充実している反面、オフシーズンとはいえ人が多い。いやオフシーズンでこの人の多さだったらオンシーズンはどれほどの人の多さなのか?と心配になるぐらい。特にトレッカーが集まるトロンパスやABCの手前の宿は混雑する。

まあ、いろんな国の人と話せ、情報が交換できるのはメリットだし、人気=絶景。コースもこれと言った難所はなく、バックパッカーの外国人も多数歩いていた。なにより人が集まるので他のルートに比べて価格が比較的安く設定されており、トレッキングの許可証も簡単に取得ができる。

ネパール、アンナプルナ方面でトレッキングを楽しむにはTIMSとACAP、2つの許可証の取得が必要。両オフィスとも同じ建物でタメルから30分程度歩いた所にある。それぞれ顔写真を2枚ずつ持って行き、お金を支払い(TIMSは$20、ACAPが2500ルピー)、書類に個人情報とスタート地点や大まかな日数などを記入すればその場で簡単に取得できる。いたってシンプル。Google mapをダウンロードしておけば道に迷うこともない。

ガイドやポーターは旅行代理店や宿で手配が可能。ガイドは1日あたり約5000円(ガイド料2500円前後、食費や宿泊費2000円前後)で雇えるので初めてのネパールや不安な方は雇っても良いと思うけど、いなくて困ったということは僕にはほとんどなかった。道もその辺の村人に聞けば教えてくれるし、宿で合うトレッカーやガイドと情報交換しながら登れるし。またそんなコミュニケーションが楽しかったりもする。

 

・アンナプルナサーキットとアンナプルナサンクチュアリ

さて、ようやく今回の本題、まずはアンナプルナサーキットは、ネパール屈指の人気ルート(地図の茶色)。べシサハール(右下)を出発し、ぐるっとアンナプルナ連邦をまわってナヤプル(左下)までの約210km。最高到達地点はトロンパスの5416mで、高低差は約4600m。標準コースタイムで16-18日。ネパール文化からチベット文化へ、景観や景色の変化を楽しみながら登ることができる。

アンナプルナサンクチュアリは通称アンナプルナベースキャンプ(ABC)と呼ばれる。所要日数8-9日の約80kmのルート(地図の青いルート)。サーキットに比べ短い日数で4130mまで登るため、高山病のリスクが高い。ポカラスタートと言うこともあり人気が高いルートで、若いバックパッカーやツアー客も多く見られた。

うん、行くとは言ったもののサーキットだけで結構大変そうだ(笑)。そもそも今回の旅の日数(1ヶ月の往復航空券をとったものの、乗り継ぎや国内移動、休息日を考えると実質26日間)でギリギリ。両方一緒に行くことである程度時間や距離の節約できるものの、自分の体力と日数を照らし合わせてルートや計画、持っていく道具などをかなり吟味する必要があることに気づいた。

 

text by TOM!

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